家をリフォームするための引越しは、仮住まいへ一回、リフォームが完成して戻ってくるのに一回。
2度の引越しが必要です。
仮住まいがある場合(家全体のリフォーム、建て替え)
リフォーム会社は、こういうやり取りを何度もしているので、最善の方法を知っています。
まずはリフォーム会社からアドバイスをもらいましょう。
リフォーム会社に荷物預かりについて聞いてみましょう。
荷物の一時預かりや、仮住まいの費用、またその時の引っ越しの費用までも、リフォームの見積もりの中に組み込んでくれるリフォーム会社があります。
これによって、リフォームのために組むローンの総額の中に、引っ越しにかかる全ての費用を組み込むことが出来ます。
また、引越し会社や仮住居、トランクルームなどを紹介、斡旋してくれることも多いですから、一番にリフォーム会社に相談するのが得策でしょう。
リフォームに伴う引っ越しのダンドリ
家全体の建て替えや大掛かりなリフォームに伴う引っ越しでは、「旧居から仮住まいへの引越し」と、リフォーム終了後「戻ってくる引越し」と、2回の引越しが必要になります。
リフォーム会社に引っ越しに関して紹介、斡旋のサービスが整っていなかった場合、ユーザーが引っ越しのダンドリをすることになります。
一回目の「旧居から仮住まいへの引越し」の特徴は、旧居から持ち出さなかった物は、全て廃棄されてしまうことです。
リフォームの際に出る廃材と一緒にリフォーム会社が処分してくれることがありますから確認してみましょう。
リフォーム会社が処分してくれるのなら、思い切っていらない物を処分してしまうのもいいでしょう。
また、仮住まいに全ての荷物が入りきらない場合、倉庫などを借りる必要があります。
多くの引越し業者が、引越し荷物を預かるサービスを行っていますから見積もりのときに相談してください。
トランクルームを借りるよりも安い料金で引越し業者が荷物を預かってくれるかもしれません。
そして、見積もりを取るどの引越し業者にも、最初から「2回の引越しでいくら」という見積もりを取りましょう。
2回引越しする予定があることを引越し業者に伝えることで、引越し料金が安くなる可能性が高いです。
もし、契約した引越し業者が荷物を預かるサービスを行っていなかったら、トランクルーム、レンタルコンテナなどの利用を考えてみましょう。
仮住まいが必要ないリフォームもある
キッチンなどの水周りや、バス、トイレなど家の一部をリフォームする場合、ユーザーが生活する空間を確保できるのであれば、仮住まいに移る必要はありません。
リフォームする場所にあるものを一時的に移動し保管できる場所が充分に確保できるなら、引越し業者にお願いするまでもありません。
トラックも必要なく、リフォームする予定の場所を片付けるだけで充分です。
これを引越し業者に頼むと、余分な「運賃」がかかります。
引越し業者は基本的に運送屋さんなので、見積もりの中に必ず「運賃」が発生します。
例えば、同じ建物内の引っ越し(塔内移動)でも「運賃」は発生してしまいます。
こういう作業は荷造りサービスを利用するといいでしょう。
例えばキッチンのみや水周りのみのリフォームの場合、食器棚や冷蔵庫の中身をダンボールに詰めておけば、リーフォームの職人さんが指定の場所に運んでから、リフォームの作業にかかります。
建物、部屋の一部のリフォームでユーザーに求められるのは、家具、家電、収納の中身を空にすることだけです。