ダンボールの作り方

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引越しのための荷造りに使うダンボールは、しっかりした強いものを使用してください。

スーパーなどで貰えるダンボールでも、しっかりしたものだけを使いましょう。

ここではオーソドックスなダンボール大と小を用意している引越し業者のダンボールの作り方を紹介しています。

引越し業者が荷造りのために用意しているダンボールは、引越し業者によって大きさが違いますから組み立て方の指示もそれぞれの引越し業者で違います。

訪問見積もりのときに確認しておきましょう。

その他、引越しの荷造り用にダンボールを組み立てるときに注意したいことです。

ダンボールの底面は十字貼りにする

ダンボールの底面は底抜けを防止する為に十字にガムテープを貼ります。

ダンボールの底に掛かる荷重は中心に集中します。

ダンボールの底面の中心を補強する意味で十字張りにします。

※互い違いに組んだだけだと必ず底抜けします。

ダンボールの底面は十時貼りに、ふたをする時は一貼りで充分

ダンボールを組み立てるときはダンボールをひっくり返して底面から折っていきます。

ダンボールの底面を折ったら底面の辺が合わさる部分をガムテープで止めますが、これだけでは不十分です。

ダンボールの底面をガムテープで止めたらさらに縦宝庫にガムテープを貼り十字張りにします。

ダンボールの天地(上下)は、引越屋さんの印刷どおりに

ダンボールの天地(上下)は引越し業者の印刷のとおりにします。

引越し当日、引越し作業員はダンボール印刷された引越し業者のロゴで上下を判断します。

逆さまに詰めて「↑こちらが上」等と書いても見落とされる可能性が高いです。

ダンボールの天地(上下)は印刷のとおりにする

口空きダンボールの作り方

背の高いものを詰めるときは口空きのダンボールにする

一升瓶など背が高くてフタが閉まらないようなものが入ったダンボールは、フタを開けたままにして口のまわり(淵)をガムテープで固定して中身が見えるようにしておきます。

鉢、植木、傘などの長物もこの口空きダンボールにまとめます。

ダンボールのフタになる2辺を残りの2辺に押し当てて三角になるように折ります。

三角に折ったダンボールのフタをガムテープで止めます。

反対側のフタの2辺も同じように三角に折ってガムテープで止めます。

ダンボールのフタの2辺を三角に折ってガムテープで止めることでダンボールが安定して崩れにくくなり、運びやすくなります。

壊れやすいものも口空きダンボールに入れる

特に壊れやすい物はダンボールの中が見えているほうが安全に運ばれる確率が高いですので、口空きダンボールに詰めておきます。

フィギュアやプラモデル、小型照明器具、コーヒーメーカーなど、特に壊れやすいものはプチプチ、エアーパッキンで包んで口空きダンボールに詰めておきましょう。

ダンボールを運ぶ引越し作業員もダンボールの中身が見えていたほうが荷扱いを丁寧にしてくれます。

ただし、口空きダンボールは、トラックの荷台で積み上げることができませんから、なるべく少なくしましょう。

ダンボールを閉じたら必ず中身を表記しましょう

荷物を詰めてダンボールのフタを閉じたら、ダンボールにはこれくらい書いておけば安心です。

割れ物注意

割れ物が一つでも入っているダンボールには、赤のマジックで大きく「割れ物注意」と記入しておきましょう。

ダンボールに印刷してある「割れ物有り」をチェックしただけでは、わかりにくいです。

引越し作業中は、小さな文字を読む余裕がないのです。

ダンボールを閉じたら「中に入っているもの」「中身があったお部屋」「割れ物の有無」くらいは表記しておく

ダンボールの中身があった部屋か新居で運んでほしい部屋

キッチン、リビング、洋室A・B、和室A・Bなど。

最低でもこれだけは書いておかないと、新居でバラバラに積み上げられてします。

キッチンのダンボールはキッチンに、リビングのダンボールはリビングに積み上げてもらいましょう。

ダンボールの中身を収納していた場所

戸棚、テレビ台、本棚、タンスなど細かく書いておくと、引越し業者の作業員が新居でダンボールを積み上げる際に細かく分けてくれます。

ダンボールの内容物

出来るだけ細かくダンボールに書いておくと、「あれが無い、これが無い」とならずに済みます。

また、引越したらすぐ開けるダンボールが分かるように「すぐ開ける」と書いておきましょう。

すぐ開けるダンボールにはリモコンやテレビの配線、ティッシュやトイレットペーパーを詰めておきましょう。