引っ越しの荷造りでダンボールに荷物を詰めるときは、あっちこっちから物を持ってこないこと。
荷解きのことを考えて荷詰めしましょう。
ダンボールに荷物を詰めるときは「場所ごと詰め」
「テレビの周りにあった物」のダンボール
「押入の上段にあった物」のダンボール
というように、場所ごとにダンボールを作りましょう。
まだ入るからといって一つのダンボールの中にいろんな場所から荷物を持ってきて詰めてしまうと、荷解きが大変になってしまいます。
リビングで詰めたダンボールは、新居でもリビングに行きます。
リビングのダンボールから、他の部屋の物が出てきたら、いちいちその部屋に持っていくことになります。
ダンボールの中に空きができたときは、丸めた食器紙(新聞紙)をつめて閉じます。
「ダンボールの数を減らすこと」が、上手な荷造りではありません。
「中身が壊れないこと」「荷解きしやすいこと」こそが上手な荷造りです。
ダンボールの数が多少減ったくらいで、引越し料金が安くなることはありません。
引越し業者がこれで荷物を梱包してくださいと言って渡したダンボールに関しては、全て運ぶ腹積もりで見積もりを出しています。
渡されたダンボールを使い切らずに余らせたところで引っ越しの料金に変化はありません。
自力で引越しなら
逆に、ダンボールの数を極力減らしましょう。
ダンボールに積める時の重さの目安
女性が1人で持てるくらいの重さが限度です。
本や食器は、ダンボールいっぱいに詰めると重すぎます。
これは、底抜けの原因になりますし、作業員もうんざりしてしまいます。
ある程度重くなったら、上に軽い物を詰めてふたをしてしまいましょう。
本や食器を詰めるときは、時々ダンボールを持って重さを確かめましょう。
重い物は下に、軽い物は上に詰めます。
一つのダンボールの中に複数個所の物が入る場合の詰め方
複数箇所の荷物がひとつのダンボールに一緒に入る場合は、1段目を詰め終わった上に食器紙やダンボールを敷いて、上下を仕切っておくとわかりやすくなります。
荷物の隙間に緩衝材を詰める
1箇所目を詰め終わったら隙間に食器紙(新聞紙)を詰めます。
別の場所にあった荷物を詰める前に仕切りを入れておく
中古のダンボールがあれば、切って仕切りに使います。
仕切りに荷物のあった場所と何が入っているか書いておく
余裕があれば・・・
あった場所(食器棚の何段目、右側、左側など)を仕切の食器紙(新聞紙)に書いておきましょう。
この方法なら3段くらいものが重ねられる
2段目を詰めるときも同じ要領で詰め、隙間には緩衝材(食器紙・新聞紙)を入れて閉じます。