引越し業者決定の基準

営業マンで決める

相手は営業マンですから、会社や営業マン自身に不利になるようなことは絶対に言いません。

たいてい、どの会社の営業マンも、口八丁に手八丁でグイグイ押してきます。時には猛烈に食下がることもあります。

うわべのことは置いといて、大事なことは、
「営業マンが言ったことが、見積もり に書いてあるかどうか」です。

引越しの見積り書は複写式になっていて、「会社控え・作業指示書・お客様控え」の3枚構成になっています

あなたの手元にある、営業マンが置いていった見積書と同じものを、引越し当日の作業員も持っています。

そして、それは作業員にとって「作業指示書」になるのです。

見積もりの時に営業マンが、「これも持っていきますよ」 「2箇所に分けて降ろ しますよ」「これはサービスで処分しますね」などと、調子よく捲くし立てても、それが作業指示書に書いてなければ、引越し当日の作業員には伝わりません。

作業員は作業員で、余計な作業はしたくないですから、作業指示書に書いてない作業はしません。

当然、言った言わないで揉めてしまいます。

このトラブルは非常に多く見受けられます。

「サービスします」って言われても、有料か無料か見積りに明記してないと、引越し当日まで不安になりますよね。

筆者が昔、引越しの営業マンだった頃、このことを踏ま えて見積り書を作成していました。

よくコミュニケーションの取れたお客様の見積書は、備考欄が真っ黒になってしまうほどでした。

それは作業員たちからも好評でした。

ほかの営業マンに有りがちな、「言った言わない」で揉める事が少なかったからです。
当時の制約率は90%を誇りました。

引越しの営業マンは、引越しのプロデューサーなので す。

しっかりした会社の営業マンは、綿密に見積り書を作成します。

作業開始時間で決める

もし、「午後フリー便でお安くしますから」ってことで、引越し 料金が安くなったなら、「作業開始は昼からです」ってことが多くなり ます。

これは「午前中に別の引越しを終わらせてきます」ということです。

ですから、「正確な時間は言えません」となるわけです。

確かに、1件目の引越しの作業終了時間は、正確にはわかりません。

しかし、最低でも「○時までに作業 開始」と、見積り書に書いてな い引越しは、引越し終了時間が夜中になることだってあります。

夕方、日が暮れてもまだトラックが到着せず、不安になって引越し屋さんに電話しても、「見 積もりには、昼からとなってます」で、終わってしまいます。

確かに夕方7時を回っても「昼から」に変わりはありません。

ほとんどのような引越しでいいなら、こだわるところ ではありませ ん が、真っ暗な新居で、ダンボールの山の中、一夜を過ごすのは、けっこう辛いですよ。


フィーリングで決める

最後はフィーリングなんですが・・・

・引越し会社に対して今まで持ってる印象
・見積もりに来た営業マンの印象
・値段
・引越しの組み立て方 (※特に注目してください!)
おおよそこの4つで判断するしかないと思います。

「見積もりの時、引越し当日 のことが手に取るように、分かり易く説明できる会社」
は、しっかりした引越しができます。

逆に、料金だけに執着してるような会社は、積み残しが出たり大幅に時間がずれたりと、当日も何かとトラブるものです。営業マンだって仕事がほしいので、ト ラックを小さめに見積もりたくなります。

その方が安くなりますから、他社に料金で負けないように荷物を少なめに見積もってしまいます。

結果、「積み残し」が出るわけです。もう一台トラックを呼ぶことになり、追加料金が発生する場合もあります。

「積み切り」と言う言葉が出たら要注意です。

料金がちょっと安くなったくらいで家具を傷つけられたり、夜遅くまでかかって、「夜逃 げ」みたいな引越しをさせられたのでは、割に合いませんよね。

くれぐれも「安物買いの銭損ない」には、ならないようにご注意ください。



安くできるワケ